「グルーブするって、一体どういうことなんでしょう?」
自分自身でも、未だに暗中模索。
もちろんレッスンなんかでも、
本当に多くの方からそういった質問を受けます。
でも、お金を取ってレッスンしている以上、
「そんなの、自分で見つけろ!」
なんていう無責任な答えはNGかと思います。
(そんな先生がいたら、「お金返してください!」って言って、先生変えた方がいいかもしれませんね,...。あっ、波風、立てた?)
かくいう私は、暗中模索ながらも、そして自分がグルーブしているかどうかはさておき、一応自分なりの答えは持っています。
ここでは長くなりますので書きませんが、そのヒントが、このスティーブ・スワローの演奏に出ているかと思います。
「グルーブって何? リズムとグルーブってどう違うの?」
というコーナーで、
詳しくお答えするつもりです。
是非そちらの方、楽しみにしていてください!
ジョン・スコフィールドやパット・メセニーの方を見ることもなく、ただただビル・スチュアートを見つめているこの姿勢。
そして14分を超えるこの演奏で、全くパターンを変えることもなく、フィルインなど一切入れない!
これこそがグルーブを追い求める姿勢かと思います。
そういえばマーカス・ミラーがあるクリニックで、
「グルーブってなんですか?」
という生徒の質問に対してこう答えていました。
「アフリカの田舎の祭りでは、三日三晩、全く変化のない同じリズムでみんなが踊っている。
するとある瞬間からトランス状態が生まれる。それこそが、ぼくたちアフリカン・アメリカンのグルーブなんだ!」
と。
そういえば、ジェームス・ブラウンもE,W&Fも、みんなみんなそうですね。
ぼくも最近やっとそんなグルーブを目指すことが出来る歳頃になったような気がします。
でもやっと、やっと、これからです!
頑張らねば。