弓でどういうふうに練習すれば効果的でしょうか?
弓で弾くと音程が持続するから、音程のチェックがしやすいのはわかるんですが、弓で鳴らしている音が正しい音程なのかどうかはどうすればわかるんですか?
ピアノと一緒に音を出すといいと何かの本で読んだんですが、ピアニストもいちいち個人練習のたび に一緒やってくれはしません。
一人で効果的に練習するにはどうしたらいいんですか?
そのとおり!ピアニストの一緒にやってもらうのがベストです。
僕も生徒のレッスンの時はピアノを一緒に弾いてあげてます。
でもおっしゃるとおりそんなひとのいいピアニストはなかなかいないでしょう。
僕の生徒たちも家で練習するときは当然ひとりっきりです。
そこで彼らに言っているのは、「とにかく耳を鍛えろ!」です。クラシックでいうところのソルフェージュをたくさんすることです。

僕はウッドベースの初心者にはアルコ用にシマンドルという教則本を練習させているのですが、その各練習曲(最初のうちは曲といえるほどのものではありませんが)を、実際アルコで弾き始める前にそらで唄うようにといってます。
あるいはどんな曲でもいいですから、移動度で(キーがCならCはド、キーがFならCはソ、といった具合です)唄うといったことを練習させてます。
そうすることによって相対ピッチが身に着くようになるので、キー音さえもらえればあとは音程をはずさずに済むのです。

といってもそう簡単には身に尽きません。
僕もバークレーに行ってからそこでの授業で取り組み始めたのですが、大体思って通りに音程が取れる、あるいは自分が弾きたいと思う音がそのキーでのどの音かがわかるようになるまでに2~3年かかったのではないでしょうか。

まあ子供の頃からちゃんと音楽教育を受けていて、それこそ絶対音感を持っていれば楽でしょうが、それは望むべくもありませんので、今からできることといったらより正確は相対音感を身につけることでしょう。
そうすることによってウッドベースの音程もよくなるはずです。

CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!