スタンダード系の曲であればベースラインやメロディー、理論的なつながりで分かることが多いんですが、チックコリアやジャコなどの曲になるとそれだけだとなかなかコード(及びスケール)が採れず、困ってます。
「進行が難しい曲はピアノの人に任せる」ってのが楽なんでしょうが、ピアノの人に対するコンプレックスをなくしたいのもあり、質問してみました。
と、ひき方を変えるようなことはありますか?
それは僕にも本当に大変な作業です。もう根気よく、難度も難度も聞き返すしかないのでしょうね。
そのときの順序はこうです:
とにかくまずルート音をとる。当然それはベーシストが担当している場合が多いでしょうから、これはまだ楽ですね。
後は根気ですが、とにかくまずそのコードがメジャーコードかマイナーコードか、はたまたドミナント7thコードか、といった、そのコードの基本的な部分をとる。
その次に、
メジャーなら、メジャー7th系かシンプルなトライアード系か
マイナーなら、普通のマイナーかb5系か
ドミナント7thなら、b9th系かナチュラル9th系か
を判断します。
それは、コードの響きからでもいいでしょうし、その瞬間のメロデイラインやソロのフレーズを参考にします。
理論をしっかり知っていれば、その理論から、そのコードの前後の流れから、1、2に関する、そのコードの種類を推察することもできますよね。
如何でしょうか?
でもとにかく根気がいります。ピアニストとて、楽勝って感じでコピーは、できていないと思うのですが?
でもそれはとってもいい耳のトレーニングになりますので、あきらめずに、是非どんどんコードの耳コピに挑戦してみてくださいね。