布川俊樹(Gt)さんの教則ビデオでラウンド・アバウト・ミッドナイトを演奏されていますが、そのラウンド・アバウト・ミッドナイトの演奏で、途中4倍テンになるところがあるのですが、どうすればああいうふうに4倍転のウォーキングラインを弾けるようになるのでしょう?コピーしてみたのですが結構訳の分からない音がでてくるので困っています。

基本的には普段と一緒といえます。
4倍のテンポになったからといって特別なアプローチがあるわけではありません。
例えばブルースを4倍転にしたとしたら12x4=48小節の、全く別の曲をやってると思えばいいんです。
といってもそう簡単にはいきませんが。

それとそうはいっても、やはりもとの曲の流れをちゃんと感じさせる必要があるのは当然です。
さてではどうするか?

う~ん、こりゃ簡単にはいえませんが、ボクもなんか特別方法論があるわけではなく、こりゃもう慣れというか、そういうアレンジでいろいろなスタンダードを演奏してみるしかないでしょう。
あとはマイルスバンドのロン・カーター等をコピーして研究するしかないでしょう。あるいはソロを研究することです。

具体的にいえば、ソロを取っているとき、1小節に4音(いわゆる4ビートのウォーキングの状態)しか弾かないなんてことないですよね。
ということは8音とか16音弾く場合を考えればいいんです。そうすればそれがそれぞれ2倍転、4倍転にアプローチする基礎となるわけです。
それがラインになっていればいいだけですが、ボクの場合多分にソロ的になっているのかも知れません。それで、なんかコピーしても訳の分からないものになっているのかも(笑)

CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!