先日、茨城県鹿嶋市まで、Jリーグを見に行ってきました。
鹿嶋にスクラッチというジャズのライブをやっている店があります。6月に鹿嶋の別のお店でライブをやったあと、帰りがけにちょっと挨拶がてら顔を出したときに、スクラッチのママさんとしゃべっていたときのこと。
「いや、鹿嶋スタジオって、本当に見やすくていいですよね。2001年のコンフェデの時に日本vsブラジルを見に来たんですが、ほんと、客席とピッチが近くて見やすかったなぁ。またあそこで試合を見たいですね。」
「じゃあ、お客さんにアントラーズのお偉いさんがいますから、チケット、とってあげましょうか?」
「ゲゲゲッ! ほんまにいいんですか、お言葉に甘えて?」
「ええ、もちろん。」「でもそれじゃ悪いんで、じゃあお返しに、無料でセッションのホスト、しますよ!」
「ゲゲゲッ! ほんとにいいんですか、じゃあお言葉に甘えて、その日、セッション開催させていただきます!」
ってことで、鹿島vs川崎のサッカー観戦のただ券とジャムセッションのホストという物々交換が成立。
こんな事で鹿島までサッカー観戦に行ってきました。
この話が成立したときには、鹿島はもちろん首位を独走していましたが、川崎は4位くらいでした。ところが事ここにいたって、川崎の好調もあって、図らずも首位攻防戦。こちらも大いに期待に胸ふくらませていったのですが、結果はご存じの方もおられるかと思いますが、前代未聞の雨天中止! それまで3-1でリードしていた川崎の選手(特に2得点のチョン・テセ)やサポーターは納得できませんわね。さてこの結末はどうなる事やら。
その時の貴重な証拠写真を貼っておきます。
おもしろかったのは、グランド整理をする人たちですが、川崎のゴールサイドの水を抜く人のほうが圧倒的に多かったこと。写真の左側が川崎のゴールですが、そちらにしか人がいないでしょ? これもアウェイの洗礼って事でしょうか? 水たまりは鹿島ゴール側の方が多い気がしますが...。
もちろんその後のスクラッチでのセッションは、大いに盛り上がりましたよ。
昨日は鹿嶋から走ること340㎞。静岡県袋井市で、地元ゴスペルクワイアの5周年記念コンサートの演奏をしました。そのクワイアを指導されているボーカルの倉地恵子さんを中心に、素晴らしいメンバーでの楽しいコンサートでした。いや、多くの人の歌声っていいですよね。ゴスペルに参加することが、今盛んになっていることもよく分かります。あの一体感、いいですね。しかもきっとああやってバンドと一緒にやるというのは、クワイアの方々もそうない経験でしょうから、唄にも気合いが入り、そのパワーがまたこちらを触発するという、いい相乗効果が生まれたんだと思います。さらに大入りの会場で唄うということも、刺激になったんでしょうね。とにかく素敵なコンサートでした。
ぼくも久しぶりにファンキーな音楽を演奏して楽しかったです。僕ももともとは中学生の時のハードロック(特にツッペリンのような、黒人音楽の影響の大なもの)に始まり、そのまま高校~大学時代はブラックミュージックにどっぷりはまっていましたので、ファンクやソウルは最も好きなジャンルです(実はジャズよりもそっちかなって、おもっているくらいです)。最近ではディープなファンクビートの演奏を楽しむチャンスってなかなかなかったので、とっても心地よく演奏させてもらいました。またこんなライブ、やりたいなぁ。バキバキのファンクミュージックやれるバンド、誰か誘ってくれないかなぁ。