この夏は結構レコーディングをしました。
僕のHPのスケジュール欄にはライブの告知しかしていませんが、その合間を縫って、レコーディングやら大学への出講やらリハーサル、あるいは雑誌の原稿書き、そしてマラソンにビリーと、実になんだかんだ忙しくやっています。
ということでここ最近、どんなレコーディングをしたか、ちょっと報告させていただきます。
7月は、
1)ピアノの島健さんの依頼で、9人のアニメ作家の共同制作による「穴」をモチーフにしたアニメのバックグラウンド音楽の録音。
2)ジャズボーカリスト、Meg さんのアルバム曲を、守屋純子オーケストラで演奏。
3)森山良子バンドでもう5年以上一緒にやっている(もちろんその前の布川俊樹Varisから数えれば20年になります)ピアノの古川初穂さんのアレンジで、手嶌葵さんの作品。
4)島健さんのアレンジで、ゆずのレコーディング。とってもいい感じのお二人でした。
5)このBLOGの写真にもあります、3吉君のレコーディング。
6)日本では公開予定がないそうですが、中国映画の、上海でのダンスホールでのビッグバンドの演奏シーンの音楽の録音。
7)昨日、そしても明日もあるのですが、バイオリンの牧山純子さんのニューアルバムを、クリヤマコトさんプロデュースで撮っています。
こんな具合で、いろいろやっています。レコーディングというのは、その演奏が何度も繰り返し聞かれるという状況になるので、ライブとは違って、「演奏が残る」という意識で演奏しなければなりません。特にポップスの場合は、そういった考え方でアプローチしなければならないところが、ジャズとは大きく違うところであり、難しいところでもあります。そんなことで、もし僕の演奏を、特にポップス系の作品に入っている演奏を聴く機会があれば、そんな当たりのポイントも気にしながら聞いていただけると、また違った楽しみ方ができるのかなんて思っている今日この頃です。