こんな春でも、我が家のサクラは満開です!
が、こと、ここに至っては、緊急事態宣言を一刻も早く出した方がいいと思いますが、それが出たからと言って、結局、頼みの綱は「国民の自粛」だということのようです。
国民の私権を強く制限することは、先の太平洋戦争における反省から、この国には強いアレルギーがあるので、アメリカやフランス、イギリス、イントロなどの各国で行われているような、強制力を伴った都市封鎖(ロックダウン)は出来ないようです。
こんなところに、75年以上も前の、我々の祖先が犯したおおきな過ちが、今の僕たちに降りかかってこようとは!
国の道筋を誤るというのは、こうやって何十年も経っても、そのつけが巡ってくるという、最悪の例の一つかも知れません。
でも、その先の大戦の時に重要なポストにいた、まさにその人の孫が、またこの国の舵取りをやっているんだから、当然といえば当然かも知れませんが。
さて、話変えて、もし緊急事態宣言が出れば、そんな強制力の無い宣言でも、一定の効果はあると思います。
なにせ、お上には従順に従う、「右向け右」国民ですから、自粛の嵐となるかと思います。
今でさえ、夜の街やエンタメ、飲食業界等は、ほとんどなんの保証もない状況での自主ムードで壊滅的な状態。
これに緊急事態宣言が重なれば、そしておそらくそれが数ヶ月は続くであろうことを考えれば、多くの店が閉店に追い込まれることは必至かと思います。
ことエンタメに関して、残念ながらこの国がドイツ並みの支援をやってくれるとは到底思えません。
それは政府のせいばかりでなく、なにか起これば、真っ先に歌舞音曲の類を切り捨てて来たこの国の人々の価値観にもよるかと思います。
少なくとももうそろそろ、ジャズクラブでは、その多くが秒読み段階に入っているのかも知れません。そんな噂も、オーナー自身の投稿や、ネットでの知り合いの投稿に散見出来ます。
でも政府にはもうその余裕はないのかも知れませんね。あれほど、軍事費や米軍の維持費、辺野古の埋め立て等にお金を使ってしまったから。
ということで、ジャズクラブにもミュージシャンにも、残された道はサバイバルのみ。
どうやって生き残るかを真剣に考えないといけない段階に来たように思います。
このコロナが終息するのに、一体何ヶ月かかるかわかりませんが、その時そこには、今とはもう全く違う光景が見えているのかも知れません。とにかく自分の命を守り、そしてまた音楽家や音楽関係者として生き残った(今の関係者が皆、そうであることを祈って止みませんが)暁には、また頑張って復興しましょう!
戦後のあの焼け野原から奇跡の復興を成し遂げた我が日本のように。
いまはまさに、「欲しがりません、勝つまでは!」ですね。でもほんとは、こちらがそう覚悟する前に「お配りしますから耐えてください!」って、政府の方から言うべきなんでしょうが。そのために税金を払って来たんですから。イージスアショア、買うために税金払ってんじゃないんだから!いやいや、それより、桜を見る会に自分の後援者呼ぶために払ってんじゃねえんだから!
おっと、熱くなってしまいました。
ま、こんな時に先の対戦のスローガンは使いたくないところではあります。
とにかく暴風雨に耐える柳の木のように、しなやかに、そして地に根をしっかり張って耐えたいと思います。そしてまた音楽で素晴らしい濃厚接触できる日を夢見て!