僕のインターネットサロンに、「エレクトリックベースによるCメジャースケールの運指、及びその簡単な練習方法」を、ごらんのような譜面や、その練習動画をつけて投稿しました。
ご興味のある方は是非サロンまで。
ジャズやフュージョンのように、ベースソロがあるような音楽では、その多くの場合、様々なコード進行に沿ってソロを取ることになると思います。
そこには当然、様々なコードが現れますが、その場合、その一つ一つのコードだけを取り上げて、それに対して自由にソロを取ることが出来ない状態の人が、次々にコードが変わる状況に合わせてソロを軽やかに取るというのは、どう考えても無理ですよね。
ですので、まずはその一つ一つのコードのスケールをしっかり練習することが必要ですが、それらのスケールの、単純な上行・下降だけでは、スケール練習とは言えません。
単純な上行・下降がしっかり出来るようになったならば、次はそれをもとに、そのスケールで自由に「遊ぶ」ことが出来ることが重要です。そしてそういう練習こそがスケール練習だと考えてもらえればと思います。
今回は、3〜7度による音飛びというアイデアでのスケールのバリエーションを紹介していますが、それ以外にも様々な練習方法があると思います。
例えば今回の音飛びに、もう少しリズミックなアイデアを加えたフレージングの可能です。
またジャコがよく使うような、3度飛びや5度飛びを連続させるような、広い音域に渡るフレージングを考えるのも良いでしょう。
そういったアイデアは、実は様々なベーシストの繰り広げるソロの中に、たくさんヒントがありますから、是非そういったソロをたくさん研究して、それぞれのベーシストが、スケールからどのようなフレージングを考え出しているかというようなことも勉強してもらえるといいかと思います。