GWを前に、初夏のような日が続いていますが、我が家の庭の新緑も一気に爆発してます。
最近は週に2、3本くらいの仕事しかしていないので、ふと考えるとこれはもうほとんど定年退職状態なんですかね。
で、週に数日だけ、バイト程度の仕事をしている、いわゆる定年後の雇用延長期間みたいなものかもしれません。
でもミュージシャンはいわば個人事業主ですから、定年がないと言えばないので、その意味で言うなら、やっぱり業績の相当悪い個人商店と言った方が良いのか?
ま、なんにしても、平日の午前中から大リーグの大谷の試合を見、昼飯を食べてから庭で日向ぼっこ。
そうこうしてから「そろそろ練習でもするか」た学期に向かうというこんな生活にも、コロナ以降、すっかり慣れて来ました。
定年後に真剣に取り組むことがあるというのも、結構幸せなことらしいので。
でも昨年の今頃は、新作のアルバムの制作やそのリリースに全神経を集中させていたことを思うと、この落差たるや。しかし気分としては、それで全てを出し切った感は満載です。
ある種、目標としていた高い山を登って頂上からの眺めを確認したのち、あとはゆっくり下山しながら、途中、缶ビールで飲んです休憩しながら麓を目指しているという気分のようなものです。
でも下山途中でも、素晴らしい景色にはきっとそれなりに出会えるように思います。
なのですこれは決してネガティブな気分ではないのです。
実際、新たな音楽的目標が見えたのも事実で、その「そろそろ練習」は、まさにそれを数ヶ月、いや年単位で取り組もうというスタート地点なのです。
そんなことで、数年後にはほんのちょっと変化した新たな納浩一のベースをお聞かせ出来るよう、さあ、今日も練習を始めるか!