よし、こまめにブログ、書きます!

最近嬉しかったこと。

まずはもちろん四万十川マラソンでまたまた4時間を切ることが出来たこと。
マラソンで4時間を来ること、それは昨年の東京マラソンがおそらく生涯で最初で最後だと思ってました。
でも再び切ることができたんです!
実は30キロ過ぎに川縁を数百メートルにわたって上る坂があって、四万十川マラソンの公式HPにも、唯一の難所として、かなりきついって書いてありました。
確かにきつかったです! まわりの人はみんな歩いていました。
でも僕は走りきったんですねぇ。もちろん歩いてるのに毛が生えた程度の速度ですが。
でもそこでの踏ん張りがあったからこそ、4時間をぎりぎり切ることが出来たんだと思っています。苦しいときに頑張る、それが結果に繋がる、こんな嬉しい事って無いと思います!

そしてもうひとつ嬉しいこと。
4月27日に東京TUCというお店でエリック・マリエンサル・ウィズ・小野塚晃トリオというライブをしました。
とても楽しい演奏でした。
とにかくエレックが凄い! さすがは大リーガーです!
もちろん皆さん、ご存じですよね、エリック? そう、チック・コリア・エレクトリックバンドのサックス奏者です。
それはそれは素晴らしいテクニックとセンス、底力、しかも脱力! 全く脱帽です。
で、それはそれで終わったのですが、後日、そのTUCのマスターの田中さんのブログを見たら、「エリックとの食事の席で日本人ジャズミュージシャンの話になりました。エリックは特に納浩一を凄く褒めていました」と書いてあったんです。
これには僕自身ビックリ! そんないいプレイしたかなぁ、あの日? そんな感じです。
でも真面目にしっかりやっていれば、聞く人は聞いてくれているんだ!
地道でも、自分の信じた道をまっすぐに進むことが大事だって思いました。

最後にもうひとつ。
ソロというのは本当に難しいです。しかもある歳を越えてからは、好不調の波が周期的にやってくるようになりました。長いときでは2週間くらい、スランプから脱することが出来ない時があったりします。何度やってもいいソロが取れない。そんな時は本当に自信喪失します。ところがそんな時に限って数日休んで、「あれ、今日は久しぶりの本番だ。俺、ちゃんと弾けるかな?」なんてときに、ころっといいソロが取れたりするもんです。やっぱ、鮮度というのは何よりも大事なんだと思います。
で、一昨日のEQライブ。初めてのSolid Brass入りということもあって、随所に、カルテットでの演奏とは変更箇所があり、戸惑うことも多かったため、覚えたはずのオリジナルもちょっと不安が。そんな影響もあってか、1stセットはいまいち、自分のソロに納得できなかったんです。ここ数日がそうであったように、「ああ、まだ不調期のままだ」と思いながら2部に突入。その2曲目で、今回のアルバム収録曲で、ベースソロがある楽曲ではもっとも手強かった小池さんの曲「MAZUKA」が! 「ああ、またダメかなぁ...」なんて不安が脳裏をよぎりました。ところがどっこい、終わってみれば、自分なりにはかなり自由になることが出来、一応納得のいくソロが取れました。最近不調期にあった自分としては、それがかなり嬉しかったのです!きっとGWで、演奏から遠ざかっていたということが良かったようですね。
そんなわけで、未だにそういうあたりがコントロール出来ないでいる自分がいるのですが、あの世界の王さんだって、イチローだってスランプもあるのです。僕にあっても何の不思議はない。とにかく納得のいくソロが取れたことが、本当に嬉しかったです!

以上、こんな事に一喜一憂している、まだまだ未熟な私でした!

CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!