当時高校生だったドラマー、横山和明くんを中心に、彼の葛藤を追うという構成。
その中では、終演後、楽屋で貞夫さんに様々なことでアドバイスされる彼に対して、「先輩たちは口も聞いてくれなかった」というコメントがあるシーンがあるんですが、これに対してはなかなか言いたいことがありました。
ま、それはもうここでは触れませんが、映像というのは、その切り取り方と、そしてこれに付けるコメントによって、如何様にも操作出来る(それがたとえ本人たちの意に反していたとしても)ということを思い知らされました。
皆さんもテレビなどでニュースや情報を見るときには、半分はほんとですが、半分は嘘かもしれない、いや操作されていると思って見てくださいね。
ま、そんなことはさておき、いまこうやってみると、42歳の僕も、17歳の彼や69歳の貞夫さんに負けないよう、頑張っています。
しかし17歳と42歳と69歳(ピアノの小野塚くんは35歳くらい?)が、こうやって一緒にツアーをしながら音楽を作っていくという仕事って面白いですね!
やっぱりジャズって素敵な音楽だと思います。
こんな音楽、そして芸術はないんじゃないかなぁ。
またツアーができる日が戻ってくることを祈りつつ、テレビを見ています。