今週4月30日(木)は、毎年恒例のインターナショナル・ジャズ・デイです。
毎年なら、僕はブルーノート東京オールスタージャズオーケストラで、お茶の水の野外ステージでのコンサートに出演していたのですが、今年はもう皆さんもご存じの通り、コロナの影響で中止となりました。
がしかし、はやりこの日はジャズディ、「なにもしないわけにはいきません!」ということで、世界中の素晴らしいミュージシャン達が、配信によってこの日を盛り上げようという企画になりました。
そして僕も参加させていただきます!
題して「納浩一&青柳誠「ピアノ&ベース・デュオ セミナー/ 課題曲をリクエスト曲しよう!」
です。
(配信は、4月30日(木)18時から約30分間の予定
詳細は、
https://jazzauditoria.com/
をご覧ください)
そのブルーノート東京オールスタージャズオーケストラにも一緒に参加し、またEQでもずっと一緒にやってきた盟友、ピアニストの青柳誠さんと、自宅から、ピアノとベースによるデュオのジャズ演奏についてのマスタークラスを開催します。
しかも、その課題曲のリクエストを受け付けようというもの。
ただ我々の持ち時間は、他のアーティストの方々と同じく30分強ということで、そんなに何曲もというわけにはいきません。
いただいたリクエストの中から課題曲を厳選したいと思います。
で、その内容を簡単に言いますと、
a) スタンダード曲を1曲ないしは2曲選ぶ。
b) まずはその曲をデュオで演奏し、ジャムセッションする場合の注意点や、演奏中どんなことを考えながら演奏しているかなどをセルフ解説。
c) 次に、その曲のなかで、最初の演奏とは違った状況を設定したり、また前もって想定した状況に沿って演奏したりしてみる。
●ピアノでメロを弾きながら、ベースはそのメロを少しだけ変奏したアドリブフレーズを弾き、メロディーと比較。
●ピアノとベースの立場を入れ替えても演奏。
●エバンスのトリオのように、ベースが自由にメロディに絡むようなテーマの取り方をやってみる
●決めた曲の中で、ベースが出した2小節程度のモチーフとなるフレーズを提示し、ピアノがそれを受けてフレーズを展開するというトレードで曲を演奏。またピアノとベースの立場の入れ替えもあり。
大体こんなことを考えていますが、さて、こんなこと、やってみないとどうなるか判らないのがジャズの良いところ。
ふたりとも無言のまま、ただのセッションで終わるかもしれません。
ま、喋り好きの青柳さんが黙っているとは思えませんが。
ということで、是非ご期待ください。
そしてリクエストがあったら、僕か青柳さんのところにメッセージを入れていただければと思います。
では、よろしくお願いします。