今回は事後報告ですが、昨日3/24に、僕のアルバムのレコーディング、第4回を行いました。
今回の参加メンバーは、
ギター:布川俊樹、梶原順
オルガン:秋田慎治
サックス:小池修
ドラムス:山木秀夫
という、これまた最高の方々!
スタジオも、おそらく今は日本最高のスタジオの一つである、乃木坂ソニースタジオです。
ある意味、このスタジオで、そしてドラマーとして日本最高のレジェンドのお一人である山木秀夫さんをお呼びして、自分のアルバムをレコーディングするというのは僕の夢でした。
願えば叶うという、まさにそんな1日でした。
そして、ここまでのレコーディングもそうでしたが、自分のイメージしたサウンドを再現してくれるだろうと想定してお呼びしたミュージシャンが、予想通り、あるいはそれ以上にご機嫌な音を提供してくれるというのは、プロデュース冥利に尽きます!
今回のメンバーも、まさにそういった読みがピッタリハマりした。
「きっと彼なら、ここでこんなアプローチをしてくれるはずだ」とか、「こんな音色で、こんなニュアンスでプレイしてくれるはずだ」という想定が、ことごとく当たりました。
その意味で言うと、今日に限らず、今回のレコーディングで選んだメンバーは全て、僕がこの40年間で、もう何度も何度も一緒に演奏してきた方々なので、それぞれのメンバーの長所や特徴を熟知した上での人選ですから、そうなることは当然の結果といえばその通りともいえます。
そんなことで、今回のアルバムには、ギタリストだけで5人、ピアニストやキーボードの方も5人、ドラマーも4人となっています。
こんなことが出来るのも自分のアルバムだからこそ。もちろん経費は、まさに湯水の如くかかっていますが。
話を戻せば、やはり今回特筆すべきは山木さんのドラムです!
そのサウンドといいグルーブといいアプローチやダイナミックス、どれひとつとっても、山木さんがなぜここまでのポジションに上り詰めたのかがよく理解出来ます。ただただカッコいい!
もちろん他の方々もまさに、個性豊かな上に的確で創造的なプレイをしてくださいました。
今日もまた、ミュージシャンをやっていて良かった、そして身銭を切ってでも、大枚を叩いてでも、自作のアルバムを作って良かったと思える瞬間でした。
内容はともあれ、とにかく夢が一つひとつ叶えられていくと言うのは、本当に幸せです。
さて残すところもあと、来月の一回きりとなり、レコーディングもいよいよ最終盤となります。
それに向けての作業はまだまだ残っていて、休む間もなく、今日からまたパソコンに映り出される譜面と睨めっこ。
そんなことで、アルバムの完成、是非ご期待ください。