アルバムのメイキング動画も着々進行しています。

アルバム「CODA」のトラックダウンの進捗状況はご報告したとおりです。
とても良い感じで進んでいます。
エンジニアの渡辺さんと小池修さんの尽力により、ビッグバンドの方もご機嫌なサウンドになりました。

その他の楽曲も、例えば僕の、「この曲はツェッペリンのようなサウンドに」とか、「この曲の前半は1920年代っぽく、でも後半はウェザーリポートに」なんていう、めちゃくちゃなリクエストに、渡辺さんはあれやこれやの試行錯誤を繰り替えしながら、でも最終的には僕の期待通りの音に仕上げてくれて行っています。

今回のアルバムは、自分で言うのも何ですが、とにかく「こんなにバラエティがあって良いの?」と自分でもちょっと不安になるくらいの振れ幅を持った楽曲だらけ。

でもそれもそうです。だって僕が20年間を通して様々な現場で経験をしてきた音楽の中で、これは面白いと感じたアイデアの数々を、とにかく自分の音楽の中にちりばめた楽曲群なので、ロック、ファンク、ジャズ、ポップス、ビッグバンド、ストリングス、ボーカル、ボイスと、考え得る、そして取り入れることの出来るアイデアを全て注ぎ込みました。

渡部貞夫さん、Bird、東京ブルーノートジャズオーケストラ、マイケル・ブレッカー、ジェイコブ・カリヤー、マーカス・ミラー、リチャード・ボナ、イリアーノ・イリアス等々、本当に様々な素晴らしいミュージシャンとの共演や、その現場での経験と、僕のルーツであるビートルズ、ツェッペリン、E,W&F、ダニー・ハサウェイ、ジェームス・ブラウン、スティービー・ワンダー、プリンス等々といった音楽からの影響をごちゃ混ぜにしてうまれた「納浩一サウンド」だと思っています。

さてそんなアルバムなんですが、同時進行で、アルバムのメイキング動画も収録しています。
計5回に渡るスタジオでのレコーディング風景や、僕の自宅での作業風景を撮り、それを20分程度のフィルムにして、購入してくださった方への特典として視聴出来るようにする予定です。

それ以外にも、各セッションでの重要なキャストのミュージシャンと僕が対談するという映像も、10人分くらい撮っています。
(本当は全員分取りたかったのですが、36人とあまりの多さなので、それはさすがに諦めでした。)
そちらの方は無料で、僕のHPで視聴できるようになる予定ですので、是非お楽しみに。

また6月くらいからは、12曲全ての楽曲に関しての数十秒程度の宣伝動画を、僕のHPはもちろん、フェイスブックやツイッターなどでも聴くことが出来るようになると思いますので、そちらの方も楽しみにしていてください。

今週はトラックダウンに続き、ごらんの写真のように、膨大に撮りためた映像の仕分けを映像チームと一緒に行いました。
最初は、自分の記念のためにと思いついた撮影ですが、せっかくなら皆さんにも是非見てもらって、レコーディングの舞台裏を知ってもらい、また、こんなスタジオのこんな雰囲気の中からああいった曲が生まれたのかというようなことも知ってもらえたら、また別の面白い音楽の聴き方が出来るのではないとか思った次第です。
ということで、そんなこんなの映像も是非お楽しみに!

CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!