昨日6月1日に、新作「CODA」のマスタリングデータが上がってきました。
演奏し終えた曲ごとに各プレーヤーの音をトラックダウンし、そうやってバラバラにできた各曲の音源を、アルバム全体として整った音量バランスにしたり、曲間のタイミングを調整したりといった作業をマスタリングと呼びます。
もちろん、アルバム全体の最終的な音のまとめなので、この作業も本当に大事な工程です。
今回は、バークリー時代の同級生で、その後ずっとNYにとどまって、あちらで数多くのアルバムを手がけてきたエンジニア、内藤克彦さんにお願いしました。
というのも、どこかで一工程、日本ではない、それもジャズの本場のNYの人の感覚を通した方がより面白い音になるのではと思ったからです。
とはいえ、NYのエンジニアにそんな知り合いがたくさんいるわけではなかったのですが、そこで思い当たったのが内藤さんでした。
ということで、そんな彼にお願いした音源が今日届きました。
これをCDのプレスをする業者さんに送って、それと同時に進行させていたアルバムのジャケット制作も進めてと、7月1日の発売に向けて、着々と作業は進んでいます。
またプレス関係にもいろいろコンタクトを取っていまして、いろんなジャズ系雑誌やメディア、はては大手新聞社の取材まで受けるというお話をいただいています。
こういった方面も、僕はほとんど縁が無かったのですが、ジャズライターの高木信哉先生が多くの雑誌社の編集部、また新聞社の学芸部の方を紹介してくださったおかげです。
このアルバム、こうやってプロジェクトを進めてみると、ミュージシャンは当たり前ですが、それ以外にも、本当に多くの音楽関係者の皆さんに応援していただいたりサポートしていただいたりしています。
前作「三色の虹」の時は、僕はまだ37歳でしたので、そういった方々とのコネクションも乏しく、まさに孤軍奮闘という感じでしたが、そのときの自分から比べれば、実に多くの音楽関係の知り合いが出来、今回はそういった方々の熱い協力を得ているということにとても感謝しています。
ということで、この先、いくつかジャズ系雑誌やメディア、また新聞等にこのアルバムの記事が載るかと思いますので、お楽しみに。
もちろんもし見逃しても、どんな記事に載ったかというようなことは、僕のHPや FBでその都度紹介していきたいますのでご心配なく。
CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!