スキューバダイビングを初めて10年、潜った回数はまもなく300本になります。

スキューバダイビングを初めて10年、潜った回数はまもなく300本になります。
父親の出身が鹿児島県徳之島ということもあるのか、子供の頃から海は大好きで、大人になってからもことあるごとに、沖縄をはじめ、南の島々に行っています。
これまでに訪れたことのある離島をざっと挙げると、
徳之島はもちろん鹿児島県なら奄美大島、屋久島、与論島、沖縄県では石垣島、西表島、竹富島、与那国島、波照間島。
東京都でも伊豆大島、八丈島、初島、御蔵島（これは上陸せず、島の周辺でイルカと泳いだだけですが）と言った具合です。
大学生の時に与論島で１ヶ月間にも亘ってバイトをしたのは本当に良い思い出ですが、その時始めて見た南の海のその色の美しさに魅せられたことが、事の始まりかもしれません。

若いときからずっとスキューバダイビングをしたいとおもっていたのですが、生活もままならないジャズミュージシャンには到底無理な話。
そして何とか生活が成り立つようになってからは、逆に音楽に終われすぎて、とても海に行くような時間もない日々。
やっと海に潜りにいけるようになったのは、年齢も50歳をそこそこ過ぎ、そして子育ても卒業した10年前でした。
何が好きで海に潜るのかと問われれば、まずはあの、重力からのがれ、宙に浮いているような浮遊感です。
上を見ても下を見ても、海面からも海底からも10メートル以上もあるような中にいるときは、さながら空を飛んでいるよう。
どんな感じと問われれば、ベッドから子供部屋の窓をすり抜けて空に飛び出すピーターパンと子供達の気分だと答えます。
そして、聞こえるものと言えば自分の吐く息の音だけという、そんな一人だけの世界に入ることができるのも、音を生業とするものとしては実に新鮮な感覚になります。
そんなことが、この動画でもよく判って貰えると思います。

そして潜り終わった後、海をぼーっと眺めながら飲むビールがまた格別！
夢の一つに、いつの日か海の傍に居を構えて、毎日ぼーっと海を眺めながら、昼からワインでものみながら過ごしたいというのがあるのですが、まあ、この仕事の少なさでは、先立つものが出来なさそうなのでほぼ諦めています。

あと何年スキューバダイビングができるか分かりませんが、とにかく一日でも長く潜れるように、まずは健康と体力作りかと思っています。
そういえば、そんなこともあって最近ダイエットに取り組み、春から５キロ落としたら、昔のステージ衣装や、この動画で着ている、1０年前に作ったウェットスーツを来ることが出来るようになりました。あと2キロ落とせば、大学生の頃の体重に戻るので、それを目標に、もう少し頑張ろうと思っています。
やはり人生、目標があるというのは大事ですね。
ということで、皆さんも是非、目標を作って、それに向かって努力してみては如何でしょうか。人生、ポジティブになりますよ！

納 浩一さんの投稿 2023年8月26日土曜日