ジャズ業界は異常?【ARBAN ジャムセッション講座】より

実際の現場にいると、その現場がいかに尋常ではないかというのが、逆に見えなくなるということが起こるということもあるようです。
戦争や地震で混乱している現場からの報道を検証したときに、そんなことがありがちだとか。
何事も、ちょっと距離を置いて、俯瞰して見てみると、その渦の中でいるよりもよりはっきりと問題点が見えることもあるのかもしれませんね。

そんなことが、日本のジャズ事情に関してのこの記事からも伝わってくるような気がします。

ジャズ業界は異常? 素人の僕が“セッションの現場”を1年間取材して分かったこと【ジャムセッション講座/第12回】

https://www.arban-mag.com/article/77112

実はこの連載、第一回目の取材を受けたのが僕でした。

初心者が知りたいジャムセッションの心得①|エントリー方法は? ルールや参加費は?【ジャムセッション講座/第1回】
https://www.arban-mag.com/article/74816

その後一年近くに亘って連載されたようですが、今回はそのまとめのような記事なんですが、ここにある「ジャズ業界は異常?」という書き出しにもわかるように、そこは外界からはやはり相当変わった特殊な世界に感じるらしいのです。

僕もその渦の中にいるので、僕自身当たり前のように感じていることが、しかし一歩外に出ると、いかに尋常ではないかということもあるのかもしれませんね。

ジャニーズや歌舞伎の世界も、ことこうなるまでは、少なくともその世界では全くの普通であったことも、世間一般の感覚からするとなんと異常なことが罷り通っていたかということと同じですね。
ジャズの場合、被害者や死者が出るようなことがなかったのが救いですが。

でも逆に、そんな異常なことが罷り通って来たからこそ、実にユニークで独特な存在だったのかもしれません。
それが普通の社会のようになったら、ジャニーズも歌舞伎も、そしたジャズも大して魅力がなくなる?

まあ、これ以上突っ込むと炎上しそうなので、あとは個々人の解釈にお任せしますが、とにかくなかなか面白い記事なので、興味がある方は読んでみてください。

CODA /納浩一 - NEW ALBUM -
納浩一 CODA コーダ

オサム・ワールド、ここに完結!
日本のトップミュージシャンたちが一同に集結した珠玉のアルバム CODA、完成しました。
今回プロデュース及び全曲の作曲・編曲・作詞を納浩一が担当
1998年のソロ作品「三色の虹」を更に純化、進化させた、オサム・ワールドを是非堪能ください!