4月1日はブルーノートに小曽根真トリオを見に行きました。
というのも、本日出演のベーシスト、小川晋平さんから「是非来てください!」とのお誘いを受け、滅多にないそんなお誘いに応えないわけにはいかないということで、足を運ばせてもらいました。
小曽根真さんと
小川晋平さんと
実は小川君は、彼がまだ中学生だった頃から、彼の住む浜松にコンサートなどで行った折に何度かレッスンをしたことがあり、また大学に入ってからも何度かレッスンをしたことがあったので、そんな縁からこの晴れの舞台に呼んでくれたということです。
そしてそしてなんと嬉しいことに、ステージの最後に、彼自身のMCで、客席にいる僕のことを紹介してくれました。
曰く、「まだチョッパーしか知らなかった中学生の僕に、ジャズの、そしてアコースティックベースの面白さを教えてくれた恩人です」と。
こんな東京ブルーノートという素晴らしい会場で、満員のお客さんの前でそんなふうに紹介されて、本当に感動しました。
音楽に携わってきて、本当に良かったなと。
またリーダーの小曽根真さんも旧知の中。ボストン時代から、さらには僕が初めてこの東京ブルーノートに初めて出たのも、まだブルーノートが以前の場所にあった頃ですが、まさに小曽根真トリオだったのです。92-3年頃でしょうか。
そして今日のゲストのサックス、ダニー・マッカースリンとは、そのバークリーでのドンズバ同級生で、ありとあらゆる有名アンサンブルで一緒に演奏した仲。
もう何から何まで、思い出と感慨の塊のようなライブでした。
彼らの演奏は言うまでもありません、素晴らしいの一言。ダイナミックス、グルーブ、アンサンブル、作曲、アレンジ、コンビネーション、どれをとってもその質の高さは見事です。
昨今の素晴らしい若手ミュージシャンの出現には本当に驚かされるばかりですが、今日はそのトップの二人を見たという感じです。
明日以降あと3日ありますので、是非皆さんも行ってみてください。というか、もう売り切れかな?