先週末、4月6,7日、岡山でクリニックとジャムセッションを行いました。
主催者は、僕の生徒でもあり、また僕のサロンの参加者でもある、岡山で頑張っているベーシスト、佐藤桃子さんです。
4月6日は、14時から21時という長丁場で、1部がクリニック、2部がジャムセッション。
ジャムセッションでは、全27曲のうち僕が25曲を弾くという、それはそれは過酷なセッション?
というのも企画してくれた佐藤さんは司会・進行役ということで、残念ながらジャムセッションには参加せず、セッション参加のベーシストが一人だけという状況。
それに比べて、このクリニックとセッションのもう一人の講師である、名古屋在住のドラマー、黒田和良さんは、さすが数多くの生徒を、しかも日本国中にもっているということで、この時も彼の生徒だけで7人も参加してくれ、ドラマーは全員で9名程度。
その全ての人が僕とのセッションを希望するわけですから、おのずと僕が演奏する曲が多くなるわけです。いやいや、なかなか疲れました。
その前に行われたクリニックでは、多くの参加者から「まさに目から鱗だった!」という感想が聞かれたそうですが、さもありなん、もう一人の講師である黒田さんが驚くほどの蘊蓄の深さを示してくれたからとも言えます。
その内容をここでお知らせすることは叶いませんが、僕も横で聞いていて実に面白いお話しやためになるアドバイスがたくさん。もちろん僕も負けじと、僕の長い音楽経験から、多くの示唆に富むジャズ上達へのアイデアを語ることができたかなと思っています。
その後の打ち上げでも、結局話題は終始、ジャズについて。お酒が入っているだけに、そして居酒屋というクローズドな場だけに、「そこまで言っていいんかい!?」的な、突っ込んだお話しもさせてもらいました。
翌日は一転して、今度はビッグバンドクリニック。
岡山で活動されている2バンドが参加してくれたのですが、まず彼らに演奏を各2曲してもらい、そしてその演奏を批評した後、そのバンドに僕と黒田さんが入ってもう一度その2曲を演奏するという流れ。リズムセクションが変わることによってどれほどバンド全体のサウンドやグルーブが変わるのかを実体験してもらいました。
ここでも黒田さんの蘊蓄は炸裂して、本当に多くの価値あるサジェスチョンがありました。
やはりビッグバンドはドラムがどれほど大事かということがよく判りました。
そんな、本当に有意義なクリニック&ジャムセッションでしたが、二日合わせて延べ6~70人ほどの参加者を取り仕切ってくれた、佐藤桃子さんはじめスタッフの皆さん、本当にご苦労様でした。またこんな企画、是非お願いします!
また「こんな企画を我が町でもやりたい!」という方は是非お声かけください。
よろしくお願いします。