今週、来週と、僕の参加するアルバムが2枚立て続けに発売されますので、それぞれを紹介します。
まず来週4月17日発売は、演歌歌手としてもう不動の地位を確立されている神野美伽さんが、昨年NHKの朝の連続ドラマでも取り上げられた昭和を代表する歌手である笠置シズ子さんの名曲(迷曲?)の数々をカバーした、「SIZUMO ! Queen Of Boogie」です。
SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE
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服部良一さんが作曲した彼女の代表曲「東京ブギウギ」「大阪ブギウギ」「買い物ブギー」「ラッパと娘」等々、それはそれは斬新でヒップでご機嫌な曲を、これまた令和のオールスターメンバーによるビッグバンドで再現するという内容です。
手前味噌ですが、リズム隊のグルーブもご機嫌で、その上で繰り広げられるビッグバンドの小粋なサウンドや、日本を代表するソリストたちのアドリブも素晴らしく、聴き応え満載というご機嫌なアルバムです。
そしてそして、そのビッグバンドに乗せて歌い上げる新野さんは、笠置シズ子に勝るとも劣らずのパワフルでグルービーな唄を聴かせてくれています。
インターネット等では参加メンバーが公表されていないようなので、アルバムにある参加ミュージシャンのクレジットを添付してきますね。
如何ですか? ビッグバンドファンなら絶対聴きたくなるようなメンバーじゃありませんか?
本当にご機嫌なサウンドなので、是非チェックしてみてください。
次に翌週4月24日発売になる若干18歳のアルトサックス奏者、村越葵さんの初リーダーアルバム。
このレコーディングの時は、彼女はまだ札幌在住の高校生でした。この春高校を卒業して、この夏からボストンのバークリー音楽大学に留学するそうですが、留学前にリーダーアルバムを出しておきたいということで製作された本アルバムです。
でもそんな前情報を知らずに聴いたら、まさかこのサックス奏者が高校生だとは絶対に分からないような、もう経験を十分に積み重ねたであろうような技術と感性を余すところなく発揮しています。
こちらも、アルバムの詳細を期した資料がありますのでそれを添付しておきますが、アルバムのティーザーもあります。その情報をのせておきますので、ご興味のある方は是非そちらの方もご覧ください。
ということで私、こんなストレートアヘッドなジャズから、笠置シズ子カバーのブギウギまでやっていますが、でもどれもこれもジャズです。
ジャズというのは本当に幅が広いし、そしてこういった幅の広い音楽に対応するには、やはりしっかりとアンテナを張り、そして様々なスタイルの勉強を積んでおかないといけないということを改めて感じる今日この頃です。