僕のインターネットサロンの「こんな人にインタビューした / あなたがベーシストに求めるものは?」のコーナー、
前回の高木里代子さんに続き、今回のゲストはバイオリンの寺井尚子さんです。
寺井さんと知り合ったのはもう30年ほど前で、彼女がリーダーとしてデビューする以前、確かまだ彼女が名古屋から東京に活動の場を移した直後くらいの頃です。残念ながら数年前に鬼籍に入られたパーカッショニストの横山達治さんのバンドメンバーとして日本各地をツアーしていた、1990年代最初の頃からのお付き合いです。
そしていまはというと、もう押しも押されぬ日本ジャズバイオリニストの第一人者でありパイオニア、唯一無二の存在といっても過言ではないでしょう。
その実力は海外の多くのミューシャンからも認められており、著名なプレーヤーが、彼女をゲストプレーヤーとして自身のコンサートに出演依頼するというようなことも、何度も目にしました。
また、もう長きに亘って「寺井尚子グループ」として、サポートミュージシャンを従えて活動されていることも、皆さん、よくご存じかともいます。
そんなゲストプレーヤーとして、またリーダーとしても数多くの現場をこなされてきているだけあってきっとリズムセクション、特にベースに求めることも多く、また厳しいのではないかと思ったので、是非ベーシストに対する彼女の要求や考え方をお伺いしたいということで、寺井さんにインタビューを申し込みました。
このインタビューは2024年3月10日、日本橋三井ホールでのコンサートの本番前に行ったのですが、本番前の忙しく、また気ぜわしい状況でも快く引き受けていただいたこと、本当に感謝しています。
そうそう、写真にあるように、寺井さんはこの日わざわざ、自ら購入してくださった僕のバイブルをホールまで持ってきてくれた上に、サインまでさせていただきました。「バイブルにはお世話になっています」とのこと、これまた本当にありがたいことです。
さてこのインタビューですがその内容は、さすが寺井さんというようなものです。多くの示唆に富んでいますので、ご興味のある方は是非一度、僕のサロンまでお越しください。