昨日もご報告した通り、今日は突然のブルーノート出演ですが、その前に、こちらはずっと以前から決まっていたレコーディング案件。
幸い、ブルーノートから歩いてもいけるくらいの近いスタジオだったので、逆に一日二件の仕事がこなせて、久しぶりの「1オサム」(って、なんのことかわからない人は、日本ジャズ界のモグリか、あるいは初心者?)でした。
ま、それはさておき、メロディとフィリップはすでにこのツアーのためにアルバムを出しているので、二人の息はバッチリ。それはいいのですが、そこに後から入るというのは本当に大変です。
二人はもちろん譜面を使いませんから、楽曲がしっかりと頭に入っています。もっと言えば、多少の構成やコード進行の変更は自由自在。
そこに、構成もコード進行も探りながらの僕が入るのですから、状況は想像していただけると思います。先程のサウンドチェックでも、「昨日のリハとちゃうやん!」なんてことが頻繁に起こりました。
ま、そんな言い訳はさておき、とにかくやれることをやるしかないと、腹を括って演奏するしかないでしょう。
いやいや、還暦過ぎても、こんな試練があるとは。音楽はだからか面白い!