本日、64回目の誕生日を迎えました。
多くのお祝いメッセージをいただいていますが、全てにお応えすることもできないので、ここでまとめてのお礼の返信とさせていただきます。
還暦をもう4年も過ぎ、身体的には様々な不具合が出てきていますが、まあ決定的な不調もなく、なんとか演奏には支障がない程度で助かっています。
それとは逆に精神的には、様々な葛藤や煩悩が少なくなってきて、特に音楽面ではかつてなかったほど、自分の出したい音だけに没頭出来るようになってきました。歳をとるということ、経験を重ねるということの深みが少しずつわかってきたような気がします。
かねてからミュージシャンとしての哲学として「芸は50歳から」と思っていたのですが、50代はまだまだそれを実感できず。でも今は「芸は60歳から」なのかなということをしっかり実感できている毎日です。
それくらいここ数年は、いわゆる自分を取り巻く音楽の状況に惑わされることなく、そしていらぬ忖度などもすることなく、自分の音楽に素直を向きあえるようになっている気がしています。
とはいえもうこの歳ですから、いつどんな爆弾が体内で動き出すかもしれないと感じる年齢なので、これからは1日1日、一音一音大事に出して行きたいと思います。
最近は髭を生やしロン毛にして、中学生の頃憧れた70年代ロックミュージシャンの気分に少し近づこうかなと。原点回帰は、まずは見た目からと。
そんなチョイワル親父ミュージシャンを目指して、あとちょっと頑張りますので、応援、よろしくお願いします！
