藤野ジャズディ、第19回目ということで、そろそろ開催してから2年となります。
もう何十人にも及ぶミュージシャンに演奏してもらったのですが、何せ月一回だけの開催なので、一人でも多くのミュージシャンにこの場所を知ってもらいたいということで、いわゆるテレフォンショッキング方式(って、わかります?)で、来てもらった人が次の人にバトンを渡して、次々に新しい人を呼んできてもらうようにしています。
そんなことで今日のミュージシャンは、6月の回でベーシストの手島甫さんが連れてきてくれたピアニスト、加藤友彦さんがリーダーとなり、ベーシストの清水昭好さんを連れてきてくれました。そして次回のリーダーは清水さんとなります。
ま、そんなシステムはさておき、いやいやこの二人、じつに素晴らしい!
僕自身なかなか、今旬の若いミュージシャンを生で聴く機会がないだけに、このライブは僕にとっても本当に刺激的です。
この動画でのスティーブ・スワローの曲、「Falling Grace」なども、僕がバークレーに行った当時は全く手も足も出なかった曲なんですが、それを自由自在に演奏するこのお二人、お見事としか言いようがありません!
特に今回のベーシストの清水さんといい、前回の手島さんといい、本当に今の若手の実力には頭が下がります。こんな若くていいベーシストがたくさんいる日本のジャズシーンの未来は、決して暗くないと確信できます。そして、あとは彼らを支える環境の問題ですね。
実はそう言った環境を作ることにちょっとでもお役に立ちたいとおもって始めたのがこの藤野ジャズディなんですが、来年は新たに藤野駅前に、ミュージックカフェを始めることとなりました。
4月開店の予定ですが、そこからはこの百笑の台所とそのカフェの2箇所で、若手のミュージシャンに演奏の場所を提供したいと思っています。
ただ、それもこれも聴きにきてくれるお客様がいて初めて成立するわけですから、是非みなさん、藤野にお越しください!
よろしくお願いします。