
今日はスコット・ラファロの誕生日だそうです。
1936年4月3日生まれ、1961年7月6日没
たった25年の人生、そしてベースを弾いていたのはわずか7-8年かと思います。
そんな短い時間で、死後60年経った今でも語り継がれるというのは、すごいことだと思います。
亡くなった坂本龍一さんの言葉にある通り、「芸術は長く、人生は短し」とは、この人、そしてジャコ・パストリアス、ジミ・ヘン、ジャニス・ジョップリン達に、まさに当てはまるような言葉かと思います。
かの人たちは、おそらくこの世にジャズやロックという音楽がある限り、語り継がれる人たちなのでしょう。
それはさておき、このラファロの写真を見て、まさに今、自分の奏法改良のヒントが見えました。
ラファロが演奏する動画はほとんど残っていないので、実際にはどんな風に弾いていたかは定かではありませんが、でもこんな写真に残っているということは、この姿勢からさほど遠くはないのかと思います。
アコースティックベースを弾き始めて40年を超え、そろそろ45年になりますが、なぜいままで気付かなかったのかということがまだまだあるのだということを、還暦を過ぎたいままさに実感しています。
楽器とはかくも奥深いもの、そして自分にまだ伸び代があるのかもしれないと思うと、つくづく音楽を、そして楽器を、そしてジャズをやっていて良かったと思う今日です。