The Days Of Wine And Roses by Jaco Pastorius ベース譜
The Days Of Wine And Roses by Jaco Pastorius ベース譜
再ダウンロード有効期間(日数) | 無期限 |
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ファイル名 | The Days Of Wine And Roses(jaco).pdf |
公開日 | |
バージョン | 1 |
制作 | 納浩一オンラインショップ |
- 商品詳細説明
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「こんな曲をコピーしました!」のコーナーの第2弾は、またもジャコ・パストリアスです。
とりあげたのは、ドラマーのBrian Melvinのリーダーアルバム「Standard Zone」に収録されている「The Days Of Wine And Roses」での演奏です。
音源はYouTubeにもありますので、そちらを参考にして頂ければと思います。
前回は、Bbブルースでの伴奏を取り上げましたが、今回はズバリ、ジャコのソロです。
しかもなんと「The Days Of Wine And Roses」という、スタンダ-ド中のスタンダード曲でのソロ!
テンポもゆったりした良い感じで、ジャコの歌心がよくでている演奏かと思います。ジャコのソロの内容もさることながら、そのニュアンスの付け方も、良いお手本になるかと思います。
このテイクではジャコがテーマも取っていますから、テーマのフェイクの仕方も勉強になると思います。
いくつかポイントがあるので、それを列挙しておきます。
1)ソロ中で何度も出てくるのが、ドミナント7thコードの時に、そのコードのナチュラル5度の音から入り、長3度→ルート→♭13度→ナチュラル5度という音使いを、3連のリズムで弾くフレーズです。ジャコの演奏を聴いていると、このテイク以外にも、もう何度となくこのフレーズを使います。彼のお気に入りのフレーズですね。
2)3連に対して、5つずつの位置にアクセントをつけて作る、ポリリズム的なフレーズです。このフレーズも、彼は大好きで、多くのソロで、随所に使いますね。
3)その他、アルペジオの分散フレーズもたくさん出てきます。
ジャコの、スタンダード曲での演奏というのは、ありそうでなかなかありません。もちろん彼のリーダー作での「Donna Lee」は、誰もが知るものですが、あれはパーカッションとのデュオということで、ちょっと特殊かと思います。
今回取り上げたこのテイクのように、普通のピアノトリオでのものは、なかなかレアではないかと思います。
このテイクは、先ほども触れたように、テンポもゆったり目だし、ジャコのソロでは、伴奏もかなり抑え気味なので、ソロで何をやっているのかが良く解ります。ジャコも、調子が良かったのか、丁寧なソロになっています。調子が悪いときは、おなじみのリック(いわゆる、いつも使う手慣れたフレーズという意味の、音楽用語)ばかりでごまかすところがありますからね。
ということで、色々参考になろうかと思いますので、是非一度研究してみてください。