
ジャズ入門講座(ソロ編)の第4回です。 今回のキーワードは「コモンノート(共通音)」です。このコモンノートを利用することによって、ソロは圧倒的に楽になるはずです。 ただ、曲のコード進行にしっかり乗っ取った上での使用でないと、コード進行を無視した、「とにかくなんとか形にするための」ソロといったものになりかねないので、ご注意ください。 (全文はサロンに公開しています) そのコモンノートの解説に進む前に、前回解説した、ビ・バップ的なアプローチに関してもうすこし触れておきましょう。 これは言い換えれば、どんな曲であろうが、あるいはどんなコード進行であろうが、とにかくそこにあるコードあるいはコード進行に対して、そのアベイラブル・スケールを設定し、それを元にフレーズを当てはめていくという考え方でした。そしてその上で、ビ・バップらしいサウンドを得るために重要になってくるのが、オルタードテンションとクロマ【 …続く 】