納浩一 Discograpy

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エレクトリック・ベース編 ]   [ アコースティック・ベース編 ]
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エレクトリック・ベース編

2007年製 ベナベンテ モデル:SCB 5弦フレッテッド
Body Buckeye Burl Top & Korina Back
Fingerboard Maple & Exoticwood 5peices
Peg Hipshot USA
Bridge Hipshot Style
PU Benabente Wide
Preamp Benabente 3 Band EQ
2007年製 ベナベンテ モデル:SCB 5弦フレッテッド
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このベースが、最も最近手に入れた物です。
僕にとって初めての33インチスケール。想像以上の弾きやすさです。
かといってテンシャンが弱くなったり、ボトムの音圧が減っているということはありません。 きっとボディをスルーして、裏から弦を通すようにしたからだと思います。
そのせいでしょう、33インチというスケールですが、弦を張ってみると、34インチのベースと同じくらいしか、弦が余りません。ボディの鳴りもかなり稼げているのではないでしょうか。
もう一点、僕にとっての初めてのフィンガーランプというのも、かなりフィンガリングを楽にしてくれています。今僕はまさに3フィンガー(親指・人差し指・中指)での高速フィンガリングを取り入れるべく、悪戦苦闘しているのですが、それにこのフィンガーランプは、かなり助けになります。
とにかく仕上げが美しいし、音の輪郭もすばらしい。注文から入荷まで1年半かかりましたが、「果報は寝て待て」とはこのことだったんですね。
1992年製 ペンサ・サー 4弦フレッテッド
Body Quilted Maple Top / Swamp Ash Back(?)
Fingerboard Rosewood
Peg Hipshot USA
Bridge Shaller 3 D4
PU Baltrini
2007年製 ベナベンテ モデル:SCB 5弦フレッテッド
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2005年の暮れ、インターネットで中古楽器に関しての情報を何となくネットサーフィンしていたときに、とある楽器屋さんのサイトでヒットしたのがこの楽器でした。
とにかくすぐに電話して押さえてもらい、新年早々迷わず買ってしましました。
というのも、僕の生徒がペンサ・サーのベースを持っていて、レッスンの時に聴いたその音が忘れられず、チャンスがあればいつか手に入れたいと思っていたからです。でもペンサさんとサーさんが別れてしまって、今やもう製造されていないベース。ほぼあきらめていたのですが、こんな簡単に見つけられるとは!
しかも驚いたのが、この楽器を調整してもらいに、アトリエZのマスさんの所に持って行ったところ、「ああ、これ僕が作ったベースだよ。ほら、ここにサインがある」といって、ベースの裏の蓋を開けて見せてくれたんです。
さらにさらに、「これ今ボナが使っている、青いフレットレスと兄弟なんだよね。同じ時に、同じように作ったベースなの」だって!
ボナのフレットレスの音ってほんとうにいい音ですよね。僕もあの音は大好きだったのでが、それと同じものををこんな安く中古で手に入れるとは!
きっと日頃の行いが相当いいんでしょうね、僕って。
1986年製 インナーウッド4弦フレッテッド・ジャズ・ベース
(InnerWood Gig4 10th Anniversary Model)
Body Swamp Ash / Oil Finish
Fingerboard Ebony
Peg Schaller BMFLC
Bridge Schaller 3D4
PU Lane Poor JC
Preamp Bartolini NTCT
1986年製 インナーウッド4弦フレッテッド・ジャズ・ベース
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この楽器が、その後ずっとお世話になっているインナーウッドの木内さんとの出会いのきっかけでした。
最初はスティングレイが欲しくて、それを探すために、ベースマガジンに載っていたインナーウッドのショップに行ったのですが、そのときに木内さんが、「ちょっとこれ弾いてみて」って出してきたのがこのジャズベ。
なんでもインナーウッド創設10周年記念モデルの1本だったそうなのですが、弾いた瞬間、「あっ、これだ!」。即決で購入しました。
貞夫さんのお仕事でボナと共演したときにも使ったのですが、ボナもこれを弾いて、「ワァォ〜〜! これ、誰が作ったの!? 凄くいい!(もちろん英語で)」という感想を言っていました。
僕も本当にお気に入りの1本。
ただスラップをやることがほとんど無くなったので、最近は登場機会が少ないのが残念です。
2005年製Roscoe 5弦フレットレス
(ROSCOE LG3005 Custom)
Body Burl Maple / Ash
Fingerboard Diamond Wood Lined Fretless 34"
Peg Gotoh
Bridge Hypshot
PU Bartolini Roscoe Custom
Preamp Bartolini NTMB
2005年製 Roscoe 5弦フレットレス
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最も最近に買った1本。
このRoscoe は、インナーウッドが輸入代理をしているので、お店で展示品を弾かせてもらってすぐ購入を決めました。
といってもその展示品ではなく、全パーツを自分で選択して、アメリカの方に発注したのですが。
5弦のフレットレスを持っていなかったので、1本欲しいなとは、前々から思っていたのですが、そんなときにお店で弾いてみて(それはフレッテッドでしたが)、「ああ、このベース・メーカーならきっといいのを作ってくれるはずだ」という手応えでした。
とにかく太くて締まった音がします。ボディの材も綺麗だし、操作性もばっちり。お気に入りに1本です。
インナーウッド6弦
(InnerWood Studio 6)
Body Swamp Ash / Trans Green
Fingerboard Maple
Peg Schaller BMG
Bridge InnerWood Original
PU Lane Poor YAM6
Preamp Aguilar OBP1
インナーウッド6弦
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とっても綺麗な色ですよね。
この楽器を手に入れる以前は、一時、ずっとフォデラの6弦を使っていたのですが、あまりに重すぎて、ライブのあと数日は肩こりが治らないというようなことが続いたので、あきらめてこれに変えました。
でもピックアップも僕のお気に入りのレイン・ポーということもあって、フォデラとはまた違う、尖った抜けた音がします。
ただ6弦を使う機会が激減したので、この楽器の出番が少ないのが残念です。
フォデラ インペリアル 5弦
(Fodera Imperial 5Elite)
Body Chestnut / Ash
Fingerboard Ebony
Peg Foder by Gotoh (OEM)
Bridge Gotoh J510
PU Bartolini P25
Preamp Bartolini NTMB
フォデラ インペリアル 5弦
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僕のメインベースです。最高に気に入っています。
貞夫さんのコンサートでリチャード・ボナと共演したとき、彼が今も使っているあのフォデラを持っていて、それを弾かせてもらい、思わず欲しくなって注文しました。
注文から到着まで1年半かかりました!
というのも当初、僕の大好きなレイン・ポーのピックアップを搭載するよう注文したのですが、そのレイン・ポーが、社内トラブルで生産中止。
そんなごたごたがあったため、制作が遅れたそうです。
しかしそれで載ってきたピックアップの Duncan Custom がどうも気に入らず、インナーウッドの木内さんに頼んで、Bartolini に変えました。
そのときに、オリジナルのサーキットも、イマイチパンチ不足だったので、これも木内さんの薦めで、Bartolini NTMB に変えました。
さらにさらに、ブリッジもオリジナルのものは、どうも微調整がうまくいかないのでこれも交換。
でもブリッジを変えてしまったため、弦高が以前より上がってしまったので、これまた木内さんにお願いして、ブリッジ部分を数ミリ掘り下げて、新しいブリッジをはめ込むという大手術。
そんな甲斐あって、まさに僕にぴったりのフォデラになりました。
5弦の音抜けも最高です。今はどんな仕事もこれ1本でいっています。
僕の表現したい音楽を的確に演奏できる、最高のベースです!
インナーウッド 4弦 フレットレス
(InnerWood 4 Strings Fretless)
Body Alder
Fingerboard Jacaranda
Peg Schaller
Bridge Schaller
PU Rane poor
Preamp Baltorini NTMB
インナーウッド 4弦 フレットレス
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フレットレスを弾く場合、実は僕はフロントのピック・アップのボリュームはほとんど0に絞ってしまっています。
それって自分だけかと思っていたのですが、そんな人は結構多いみたいで、そんな事情を知って、木内さんが作ってくれた、リア・ピック・アップのみのフレットレスです。
しかもこれに搭載されている、レイン・ポーのハムバッキング・タイプのピック・アップが実にいい音がします。
シャープで鋭い音がでる割に、フレットレス特有の甘い成分も出る。
しかもサンバーストに、ゴールドのブリッジ・ペグ、レイン・ポーのハムバッキング・ピック・アップがひとつというデザインも、とっても気に入っています。
如何ですか、かっこいいでしょう?
インナーウッド 4弦 ジャズ・ベース パッシブ
(InnerWood Bass Express Classic J4)
Body Alder / Candy Apple Red
Fingerboard Rose wood
Peg Bass Express Std
Bridge Bass Express Vintage Type
PU Bass Express JJ
インナーウッド 4弦 ジャズ・ベース パッシブ
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木内さんから、「こんなパッシブ・ベースを作ったから、ちょっと試してみて」といわれて、所有しているベースです。
弾いた瞬間、あまりのパンチと音抜けに、「これってアクティブですよね!?」って思わず聞き直したくらいの音がしました。
自分が超アクティブ・ベース派だけに、このベースがパッシブであることを見抜けなかったのがショックです。
ということで、これからいろんなところに登場するであろう、そんなベースです。
1964年製 フェンダー・ジャズ・ベース
(1964 Fender Jazz Bass Matching Head)
Body  
Fingerboard  
Peg Fender Original
Bridge Fender Original
PU Fender Original
1964年製 フェンダー・ジャズ・ベース
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神田にあるクロサワ・ベースセンターでクリニックをしたときに、弾かせてもらって、思わず買ってしまったベースです。
価格はフォデラくらいしましたが、やはりベーシストとして、ビンテージのフェンダー・ジャズ・ベースにあこがれがあったので、清水の舞台から飛び降りるつもりで買いました。
ネックは、若干ねじれがあるので、念のため保管して、仕事の現場で問題なく使えるよう、新品のネックをつけています。
もちろんもし売るときは、ネックもピック・アップ・フェンスも、オリジナルのパーツを再度取りつけますよ、なんてネット・オークションみたいですね。もちろん売る気はありません。
まだまだ現役でがんばってもらうつもりです。でもいくらくらいになるんでしょうね?
あとボディ材や指盤材など、そんな情報もあれば教えてください。ちなみに製造番号はL58007 です。
サドウスキー 4弦 フレットレス
(Sadowsky Tokyo 4 Strings Fretless)
Body Swamp Ash(?)
Fingerboard Ebony(?)
Peg Sadowsky Original
Bridge Schaller 3D4
PU Sadowsky Original
Preamp Sadowsky Original
サドウスキー 4弦 フレットレス
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サドウスキー・Tokyoの菊池さんの工房に遊びに行った折りに、「サドウスキーも使ってみてください」ということで貸して頂いている1本です。
それ以降、いろんな現場でフレットレスの演奏を要求されるときに、最も使用頻度の高いベースです。
特にスタジオ・ワークでは、エンジニアの人が必ず、「そのベース、いいですね。それで行きましょう!」って言ってくれるベースです。
そういうことで僕のスタジオでのフレットレスの演奏は、ほとんどこのベースでのものとなっています。
例えば、森山良子さんの「Jazz Singer」というアルバムで、フレットレスをフューチャーした、「What are you doing the rest of your life」や、小野塚晃くんのアルバム「Chinita」で聞けますよ。
ジュンゾー 4弦 ジャズ・ベース
(JUNZO 4 Strings Freted)
Body Ash
Fingerboard Maple
Peg Goto GB9
Bridge Badass Bass II
PU SE
ジュンゾー 4弦 ジャズ・ベース
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僕がバークレーから帰国して、なにかいいベースが欲しいなぁと思って探していたときに出会ったのが、Junzo さんでした。
そのときに購入したものは売ってしまったのですが、その後Junzo さんも独立して、今のJUNZO BASS を立ち上げられ、そのときに購入したのがこのベースです。
僕は元来、アクティブ・ベース派なので、メインにはアクティブ・ベースを使っていますが、スタジオやサポートの仕事では、アクティブの音があまり好まれないときも結構あります。
そんなときに登場するのがこのベースです。JUNZO BASS のHPでJunzo さんも語っていらっしゃるとおり、彼の音に対するこだわりが結集したベースだと思います。
インナーウッド 4弦 プレシジョン・ベース
(InnerWood 4 Strings Classic Precision Bass)
Body Ash
Fingerboard Maple
Peg Goto GB9
Bridge Badass Bass II
PU Fender Custom Shop PB x2
インナーウッド6弦
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プレシジョン・ベースの音は、僕のスタイルとは全く正反対なのですが、でも本当に好きだし、憧れる音です。
かくいう僕も、生まれて最初に買ったベースは、グレコのヤマウチ・テツ・モデルという、リアにジャズベのピック・アップもついた、プレシジョン・ベースでした。
あの独特の、重い、沈み込むような、そして全体を深く包むような音はたまりませんね。
そんな音が欲しくて、インナーウッドの木内さんに作ってもらった1本です。
ただ2ピック・アップにしたことで、その音作りに、かなりジャズベ的なバリエーションをもたすことができるようになっています。
あまり出場回数は多くありませんが、このベースで重くグルーブするようなセッションもしたいものです。
ESP 4弦 ジャズ・ベース
(ESP 4 Strings Jazz Bass)
Body Aider(?)
Fingerboard Maple(?)
Peg  
Bridge Badass Bass II
PU ESP Original
ESP 4弦 ジャズ・ベース
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たしかベースマガジンの取材で、ESPの最新シリーズの試奏をしたことがあって、そのときにESPのベース・ビルダーの方と知り合いになり、そんな流れの中で、1本、使用させてもらえることになりました。
実際、これくらいの価格でこれくらいのハイ・クォリティーな楽器を手にすることができるなんて、僕の20代の頃からは考えられないことです。
今はもっぱら、授業で使っていますが、生徒の持ってくるハイ・エンド・ベースにも全く引けをとらない、しっかりした音が出ます。
実は、ライブ以外では、最も使用頻度が高いベースかもしれません。きっとレッスンが多すぎるんですね、ハイ。
アリア・プロ II 6弦 High-F Midi Mount
(ARIA Pro II 6 Strings Bass)
Body  
Fingerboard  
Peg  
Bridge  
PU  
アリア・プロ II 6弦 High-F Midi Mount
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以前、アリアがサイレント・ベースを開発し始めたときに、ちょっとそのお手伝いをしたことがありました。
そんなことで、その当時アリアでベースを作っていたビルダーと知り合いになり、その方と色々話を進めている中で、このMIDI を搭載し、克つその反応をよくするためにハイ-F弦をつけたベースを手にすることとなりました。
もう10年以上も前のことですが、実際、このベースを使ってライブをしたこともあります。
いまでは、エフェクターも使わないスタイルになってしまいましたので、このベースも、もちろんMIDI の機材も、全く登場することはなくなってしまいました。
こういった楽器を駆使してのアイデアは、日野賢二くんらの後輩に任せることにしましょう。
ESP 4弦 ジャズ・ベース
(ESP Custom-made 4 Strings Jazz Bass)
Body Alder(?)
Fingerboard Rose Wood(?)
Peg  
Bridge Badass II
PU Baltorini
ESP 4弦 ジャズ・ベース High-F Midi Mount
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1882年に、僕が大学生の頃、初めて買ったベースです。
そのころ行きつけの、京都・河原町の楽器屋さんで、全パーツを自分で選んでオーダーメードしたベースです。
といってもその楽器屋さんが作ったわけではなく、そこにESPのオーダー・シートがあり、その用紙に載っているパーツをチェックしながら、1本ベースを組み立てるという仕組みです。
その当時、僕は大のマーカス・ミラー・フリークだったので、どうやればあんな音が出るのかということで、色々試行錯誤しました。
ピック・アップも、最初はダンカン、次にEMG,そして最後はバルトリーニ。
その他いろいろやってみましたが、結局マーカスの音にはたどり着けず。
そうこうしているうちに、自分は自分ということに気づいて、このベースとも疎遠になってしまいましたが、しかし手放せない楽器です。
何せバークリーまで一緒に行ったやつですからね。僕の青春をすべて知っている楽器です。死ぬときは棺桶に入れてもらおうかな。
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